武蔵小山に「餃子職人どんこ」 2号店はイートイン業態、ギョーザ定食を用意
「餃子(ギョーザ)職人どんこ 武蔵小山店」(品川区小山3、TEL 03-6869-0002)がオープンして3カ月がたった。運営は餃子職人どんこ(品川区二葉1)。(品川経済新聞) 【写真】「餃子職人どんこ 武蔵小山店」外観 下神明駅近くのテイクアウト専門店「餃子職人どんこ」(同)のイートイン業態。居酒屋「立呑(の)み おちょこ」を間借りし、昼の時間帯に営業する。店舗面積は20坪。席数は8席。 出店の経緯について、店主の加藤大空さんは「テイクアウト専門店が盛況で、複数のお客さまからイートイン業態の要望があった。学生時代を過ごした武蔵小山で物件を探しながら飲み歩いていたところ、友人から『立呑み おちょこ』の店主を紹介してもらった」と話す。 同店の「ジャンボ餃子」は横幅10センチ、重さ約60グラム。寒玉キャベツや青森県産のニンニクなど、国産の材料を使う。製麺会社と共同開発した特製の皮を工場で手包みし、急速冷凍したものを店舗で調理する。「下味がしっかり付いているので、まずは何も付けずに食べてほしい。マヨネーズをかけて食べるのもお勧め」と加藤さん。 フードメニューは、ギョーザ3個の「三粒餃子定食」(1,000円)、ギョーザ4個の「どんこ餃子定食」(1,100円)、ギョーザ6個とシューマイ1個が付く「まんぷく定食」(1,500円)を提供する。各定食には大盛り無料のライスと、スープ、小鉢3種類、自家製杏仁(あんにん)豆腐が付く。自家製杏仁豆腐は加藤さんがギョーザ作りを修業した「餃子茶屋 あおぞら銭函3丁め」(北海道)と同じ味を再現したという。ギョーザの追加(1個150円)も可能。 そのほか、「シビ辛高菜」や「シビ辛カクテキ」、ザーサイ、切り干し大根(以上300円)などの小鉢や、武蔵小山店限定の「醤油(しょうゆ)らーめん」(700円、100円増しでみそラーメンに変更可)を用意する。 ドリンクメニューは、コーラ(300円)や瓶ビール小瓶、ハイボール、緑茶ハイ、ウーロンハイ、レモンサワー(以上400円)を用意する。レモンサワーはサワーを瓶で提供し、客が濃さを調整しながら飲める。 今後については「テイクアウトで人気の肉まんと、春巻き、ショーロンポー、水ギョーザを新メニューに加える予定。また、『おちょこの』店主は酒蔵やワイナリーの知り合いが多いので、ギョーザとのペアリングを開発できれば」と加藤さん。「店で子ども向けのギョーザ作り体験会を企画するなどして、地域活動にも取り組んでいきたい」と話す。 営業時間は11時~15時。水曜、毎月15日定休。
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