【約9割が不正解】日本で1番「森林率」が高い都道府県はどこ? 意外な答えに驚き
日本で1番「森林が占める割合が多い都道府県」はどこかご存知でしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の約1割が知っているということが分かりました。 ◆【写真2枚】都道府県別の「森林率ランキング」を見る 記事後半では、日本で1番「森林が占める割合が多い都道府県」の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で1番「森林が占める割合が多い都道府県」はどこなのか
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「長野県」「北海道」「高知県」「岐阜県」の4択のうち、「森林が占める割合が1番多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の41%が長野県と回答。 次に多かったのが38%の北海道。そして11%の高知県、岐阜県という順番になりました。 回答数が圧倒的に多かった、長野県と北海道は森林が多いイメージがありますが、実際の順位はどうなっているのでしょうか…。
日本の都道府県の「森林率」を見てみると…
林野庁が公表している「都道府県別森林率・人工林率」によると、森林が占める割合が1番多い都道府県は高知県の84%で、森林の面積は59万4188ヘクタールとなっています。 次に81%の岐阜県、79%の長野県と続き、選択肢にあった北海道は17位の71%。北海道は全国屈指の広さを誇る、石狩平野と十勝平野が影響しているのかもしれませんね。 ちなみに、日本で1番森林が占める割合が少ない都道府県は、千葉県の29%。森林の面積は14万8328ヘクタールでした(2021年度)。
自然に恵まれたスポットが多い高知県
ここからは、高知県について紹介します。 高知県は四国全域の約38%、日本全土の約2%となる約7104平方キロメートル。全国で18番目に広い面積に約65万人が暮らしています。 自然に恵まれたスポットが多く、美しい川としても有名な仁淀川や、四国最長の四万十川。透明度が抜群の海が魅力の柏島などがあります。 経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目2兆3764億円。県民所得は1兆8147億円でした。 いかがでしょうか。今回は日本で1番「森林が占める割合が多い都道府県」について紹介しました。 ●調査概要 ・クロス・マーケティング QiQUMO ・林野庁「都道府県別森林率・人工林率(令和4年3月31日現在)」 ・高知県「高知県森林・林業の現況」 ・千葉県「ちばの森林」 ・高知県「風土」 ・高知県「高知県の推計人口」 ・高知県「高知県県民経済計算の概要」
小野田 裕太