11月浦安景況調査 慎重な仕入れ継続 収益「悪化」42%に上昇
浦安鉄鋼団地協同組合(理事長=村上京子・東洋鋼鉄社長)がまとめた11月の景況実感調査(対象=143社、回答率97・2%)によると、前年同月比で収益状況(粗利)が悪化した企業の割合は41・7%となり、前月から2・3ポイント上昇した。「横ばい」は7・5ポイント上昇の39・6%、「改善」は9・8ポイント低下の18・7%。建築関連を主体とした店売り市場の低迷が続く中、組合員からは「今後の需要動向に過度な期待はせず、引き続き慎重な仕入れに徹する」(一般形鋼・H形鋼を扱う組合員)との声が聞かれた。