明日23日は全国的に雨・風が強まる 台風20号は沖縄に影響 高波などに注意
明日23日(水)は前線が通過するため、全国的に雨。風も強まりそう。台風20号はフィリピンの東を発達しながら西よりに進む予想。台風から離れていても、沖縄は局地的な大雨や高波に注意。
23日にかけて雨・風が強まる
22日(火)夜から23日(水)にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を北東に進むでしょう。今日22日(火)は西日本を中心に雨が降り、明日23日(水)は東日本や北日本でも雨や風が強まりそうです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。 今日22日(火)は九州南部では夕方まで、九州北部では夜のはじめ頃まで局地的に激しい雨が降るでしょう。四国や中国地方は、今夜から明日23日(水)明け方にかけてが雨のピークとなりそうです。四国の太平洋側では、滝のような非常に激しい雨の降る所があるでしょう。近畿も日付が変わる頃から雨脚が強まり、明日23日(水)の昼頃にかけて激しい雨が降りそうです。 東海は今日22日(火)の夜から雨の降りだす所があり、明日23日(水)は関東から北海道も次第に雨の範囲が広がるでしょう。前線が通過するタイミングで雨や風が強まり、局地的に雷雨や激しい雨が降りそうです。
台風20号 影響は
沖縄は、台風20号の周辺から流れ込む、暖かく湿った空気の影響を受けるでしょう。 大型の台風20号は、今日22日(火)午前6時現在、フィリピンの東を1時間におよそ20キロの速さで西へ進んでます。中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。今後は発達しながらフィリピンの東を西よりに進み、25日(金)には南シナ海へ進む予想です。 沖縄では明日23日(水)の夜から27日(日)にかけて雨が降りやすく、激しく降る所もあるでしょう。海は大しけとなるおそれがあります。宮古島地方と八重山地方は24日(木)から26日(土)、沖縄本島地方は25日(金)と26日(土)は警報級の高波となる可能性が「中」となっています。今後の情報にご注意ください。
日本気象協会 本社 青山 亜紀子