春季キャンプまでに選手に何をしてほしいか【立浪和義の超野球論】
来季につながる戦い
ファン感謝デー「ONLINE竜陣祭」にて筆者
日本シリーズはヤクルト日本一で終わりました。僅差の試合、しかも終盤に二転三転する展開が多く、ファンの皆さんもそうだと思いますが、私も最後まで興味深く見ていました。 やはり両軍の投手陣、特に先発が良かったですね。ヤクルトの奥川恭伸選手、高橋奎二選手が持ち味を発揮し、敗れはしましたが、オリックスの山本由伸選手、宮城大弥選手もよかった。特に第6戦の山本由伸選手は、あの寒さの中で9回、141球を投げ切り、あらためて彼の能力の高さを感じました。しかも、今挙げた4人のうち最年長が24歳の高橋選手。もちろん、ヤクルトのベテラン、41歳の石川雅規選手も頑張りましたが、プロ野球に新しい風が吹いているようにも思います。 両チームとも投打のバランスが良く、総合力で勝負する似たチームカラーでしたが・・・
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週刊ベースボール