6試合で29ゴール!コンパニ体制のバイエルンは過去最強か…ミュラー「相手をここまで圧倒する強さは新しい」
バイエルン・ミュンヘンの顔、元ドイツ代表FWトーマス・ミュラーはヴァンサン・コンパニ新監督の下でのパフォーマンスを楽しんでいるようだ。ドイツサッカーリーグ(『DFL』)のインタビューで語った。 トーマス・トゥヘル監督が昨季限りで退任し、その後任探しが難航したバイエルン。12年ぶりに無冠のシーズンを終えたクラブは結局、ベルギー人指揮官コンパニ氏を新監督迎えることに。選手時代は11年間マンチェスター・シティでプレーしたものの、監督としてはビッグクラブの監督歴がなく、その招へいに懐疑的な声もあがっていた。 しかし、そんなバイエルンはコンパニ新体制の下でここまで公式戦6試合を全勝。合計29得点5失点と驚異の記録を叩き出し、ブンデスリーガでは16得点3失点と16-17シーズンのカルロ・アンチェロッティ監督の下でバイエルンが樹立した4節消化時点の14得点1失点の記録を塗り替えるスタートダッシュを見せている。 そして、そんなバイエルンの強さにミュラーも満足している模様。「とにかく僕たちが現在見せているフットボールは楽しいと言わざるを得ない。もちろん、ゴールがたくさん決まっているとも言えるけど、僕はゴールは僕たちのプレースタイル、そしてピッチ上で僕たちがそれにどう魂を吹き込んでいるかによる結果だと考える」と手応えを感じている様子をうかがわせている。 「結構長い間、これほどの次元にまで達していなかった。確かにここ数年も良い試合を見せることはあった。でもこの圧倒的な強さ、相手をここまで圧倒する強さは新しいと正直に言わなければいけない。そうだね。良い感触を得ているよ」 なお現在35歳のベテランはフル出場したDFBポカール1回戦ウルム戦を除くすべての試合は途中出場(1ゴール1アシスト)。出場機会が限られていてもバイエルンの“新たな強さ”を喜んでいるようだ。