2歳の娘に睡眠薬入りジュース飲ませた母親 「友人と遊ぶ時間作るため」検察が指摘 懲役6か月を求刑
広島ニュースTSS
今年8月、福山市で2歳の長女に対し、睡眠薬入りのジュースを飲ませた罪に問われた母親の裁判で、検察は懲役6か月を求刑しました。 起訴状などによりますと福山市坪生町の無職・西田美咲被告(30)は、今年8月、自宅で、2歳の長女に対し、睡眠薬を混入したジュースを飲ませた暴行の罪に問われています。 8日の初公判で西田被告は起訴内容を認めました。 検察は「友人と遊ぶなど自由な時間を作るために眠ろうとしない娘に飲ませた」と指摘。 さらに、病院や友人などに「子どもが可愛くない」などと子育てに対する不満をもらしていたことを明らかにしたうえで、「短絡的かつ身勝手な行為で再犯の恐れもある」として西田被告に懲役6か月を求刑しました。 一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。 裁判は8日で結審し判決は今月26日に言い渡される予定です。
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