【バドミントン】山口茜 予選ラウンド粘り勝ちでベスト16進出 体をはったダイビングレシーブから流れをつかみ逆転勝利
◇パリオリンピック2024 バドミントン女子シングルス予選ラウンド(大会6日目=日本時間31日、ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ) 【画像】日本代表選手最多の3度目のオリンピック出場となる山口茜選手 世界ランキング6位の山口茜選手が同ランク31位のカナダのミシェル・リー選手と対戦し勝利。ベスト16に進出しました。 この試合を制した方が決勝トーナメント進出とあって激しい攻防が続きました。 第1ゲーム、序盤3点リードを許すものの山口選手は冷静に強打を決めていき5点連取で、8-6で逆転。焦りが見えるリー選手、攻めるようにネット前に落とすショットがなかなか決まらず、山口選手が点数を重ねていきます。20-17で山口選手がゲームポイントを迎えますが、粘りを受け同点。さらにゲームポイントを奪われ、22-24で第1ゲームを奪われます。 第2ゲームも一進一退の攻防。中盤に4点連取され、8-11で山口選手が追いかける立場で折り返しを迎えます。相手の強烈なスマッシュに苦しめられる山口選手、なかなか点差を縮められません。しかし、山口選手の体をはったダイビングレシーブで返すとリー選手がアウトし、16-16で同点。ここから流れをつかみ逆転します。その後もスマッシュやドロップが決まっていき、このゲームを21ー17でつかみました。 このゲームを取った方がベスト16へ進む最終ゲーム。ギリギリの攻防の中、どちらも一歩も引きません。ヒザをつきながらもシャトルを捉える山口選手、長いラリーを制していきます。3点以上の点差がつかないゲームが続き、11-10で山口選手リードで折り返します。その後は相手を揺さぶり連取。16-10でこのゲーム初めて大量リードを奪います。この後も山口選手のサイドいっぱいのスマッシュが的確に決まり、相手を追い込んでいきます。そのまま21-12でゲームを奪い、勝利し決勝トーナメントへ駒を進めました。