【広島】5時間16分の熱戦制す 延長12回に坂倉&二俣のタイムリーで3得点 3年目の黒原拓未が初勝利 河野佳が初セーブ
◇プロ野球セ・リーグ 広島9-6DeNA(25日、横浜スタジアム) 広島が5時間超えの熱戦を制しました。 【画像】ヘッドスライディングする広島・小園海斗選手 打線は初回、先頭の秋山翔吾選手が2ベースを打つと、3番・菊池涼介選手のタイムリーで先制に成功します。 さらに2回には、矢野雅哉選手が2連続で盗塁を成功させると、内野ゴロの間にホームを踏み、もう1点を追加します。 しかし直後の2回裏、先発の玉村昇悟投手はノーアウト満塁のピンチを招くと、伊藤光選手にタイムリー、知野直人選手に押し出し四球を与え同点に追いつかれると、続く中川颯投手にタイムリーを打たれるなど、打者10人の猛攻を浴び5失点。 続く3回は無失点に抑えましたが、玉村投手はこの回でマウンドを降ります。 打線は3点を追う4回、2アウト2塁の場面で、代打・宇草孔基選手がタイムリー2ベースを打つと、5回には坂倉将吾選手もタイムリー2ベースを打ち、同点に追いつきます。 広島は直後の5回裏に1点を失い再び追いかける展開になりますが、8回に代打・石原貴規選手が山崎康晃選手からホームランを放ち、再び同点に。試合は延長に突入します。 すると最終12回、先頭の小園海斗選手が2ベースを打ちチャンスを作ると、坂倉将吾選手が勝ち越しタイムリー。さらに二俣翔一選手も2点タイムリーを打ち、この回3点を奪いました。 また11回の1イニングを投げた黒原拓未投手が初勝利、12回の1イニングを投げた河野佳投手が初セーブを記録しました。