犬、猫だけでなく、鳥、うさぎも!40代以上女性の「ペット事情」
動物に学ぶことも多い
動物は、「人間が失いがちなもの」を持っています。一緒に暮らす動物を通して、人間がはっと気づかされたり、学んだりすることは多いものです。 私自身は、セキセイインコを飼っていますが、愛鳥の“自分に正直に、伸び伸びと生きている姿”を見ると、「自分らしくいることの大切さ」を感じます。 人間は社会のルールに沿った生き方をしていくことで、良くも悪くも自己を抑えがちなところがありますしね。 飼い始めた頃は、たった20センチくらいの鳥なのに、ハートがあり、頭も良く、意思疎通をとってくることに驚きました。どんな動物にも心があることに気づき、改めて「命の尊さ」を感じるようになったのです。 動物を飼うと大変なこともありますが、「自分の内面が豊かになっていく」のを感じています。 「ペットを幸せにするぞ!」という覚悟のある方は、“自己成長の観点”でいっても、飼ってみるのはいいことではないか、と個人的には思います。 ただし、「命を預かること」でもあるので、楽しいことばかりではありません。 動物と暮らして、どんなところに大変さを感じることが多いのでしょうか。次のページで紹介します。
動物と暮らして大変だったこと
40代以上の女性が「飼ったとき、これは大変だった」と考えていることは何でしょうか。 ・「アメリカンショートヘア(猫)」…病気になり、通院と介護に苦労した。 ・「犬」…寒い日や暑い日も散歩をしなくてはいけない。 ・「柴犬」…死んでしまい、ペットロスが辛かった。 ・「うさぎ」…通院などにお金がかかる。 ・「文鳥」…自由に窓を開けられない(逃げてしまうから)。部屋のあちこちに糞をされる。 ・「ハムスター」…毎日の小屋の掃除が面倒。 ・「亀」…長期の旅行に行けない。 ・「熱帯魚」…水槽の水の入れ替えが大変。 など。 動物を飼うと、お世話が面倒なこともあるし、お金もかかるし、なによりも亡くなったときは、深い悲しみを味わいます。 それを乗り越える覚悟がなければ、「飼ってはいけない」といっても言い過ぎではありません。動物の命を軽く見てはいけないのですよね。 特に、ペットが病気やケガをしてしまったときは、想像以上にお金がかかることがあります。 私自身は、過去にうさぎを飼っていたのですが、二度も脚を骨折して、手術、入院など、トータルで70万円ほどのお金がかかりました。 動物を飼うときは、いざというときのために、お金を貯めていく必要はあるでしょう。