【あの人はどっち!?】承認欲求が「強くてイタい人」「自分で抑えられる人」を分ける2つの条件
「相手が承認を求めているのであれば、思い切り承認してやろう。逆に、私が彼に承認されるかどうかは、私が彼に何をしてやったかによる」と。 他者からの承認は、肩書きによって得られるものではありません。 社長だから、役員だから、承認されているのではないのです。肩書きだけで承認してくる人は、立場を利用したいという下心のある、媚を売る人間と言えるでしょう。 承認欲求は誰でも持っているもので、それ自体は悪いものではありません。人間の根源的欲求とも言えます。誰でも持っているからこそ、自分なりのコントロール方法を身につけて、大事に取り扱っていくことが豊かな人間関係においてとても大事なことになるのです。 (本記事は『頭のいい人が話す前に考えていること』を一部加筆修正したものです) 安達裕哉(あだち・ゆうや) Books&Apps運営、企業コンサルティング Deloitteにて12年間コンサルティングに従事。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、8000人以上のビジネスパーソンとともに仕事をする。仕事、マネジメントに関するメディア『Books&Apps』を運営する一方で、企業の現場でコンサルティング活動を行う。著書に、2023年と2024年の年間ベストセラーランキングビジネス書部門で1位(日販/トーハン調べ)となった『頭のいい人が話す前に考えていること』(ダイヤモンド社)など。
安達裕哉