【三国ボート・GⅠ北陸艇王決戦】雪辱の思い胸に金子拓矢が周年記念初制覇を狙う
三国ボートの「開設71周年記念 GⅠ北陸艇王決戦」は3日の最終日12Rで優勝戦が行われる。 ◇ 惜敗の屈辱は周年記念初制覇で晴らす。金子拓矢(41、群馬)は5日目の準優10Rを枠主張のインから先マイしたが、6枠からピット離れよく2コースを奪取した毒島誠(群馬)に差されて2着に敗れた。 「ちょっと1マークに寄り過ぎたかな。押しの部分も甘かった感じ」と優出は決めたが、逃げ切れずに悔しさをにじませた。 手にした64号機は2連対率トップの47・3%(前検時)を誇るエース機。初日こそ6枠→6コースも響いて6着大敗したが、2、3日目で3連勝と反撃。4日目も3、2着にまとめて予選を3位通過した。優勝した直前の若松を含め近況10節で6優出3Vと絶好調モード。準優で2着とはいえ、今節もファイナルまで駒を進めてきた。 7回目のGⅠ優出。2018年2月の江戸川関東地区選で優勝しているものの、〝全国区のGⅠタイトル〟は手にしていない。優勝戦は4号艇。豪快ショットを繰り出して、気持ちよく美酒を味わう。(田中功夫)