東京5R、2歳新馬戦を制したショウナンマクベスと岩田康騎手（撮影・丹羽敏通）

＜東京5R＞◇15日◇2歳新馬◇芝1600メートル◇出走8頭 　6番人気ショウナンマクベス（牡、武市、父リオンディーズ）が逃げきった。勝ち時計は1分35秒6。 　好発を決め、そのままハナへ。ゆったりとしたペースを刻んで直線を向き、残り200メートルで追い出されると、しぶとく伸びて大外の2着コスモコロネットを半馬身差退けた。 　同馬は昨年のセレクションセール1歳部門で7000万円（税抜き）で落札された。母の半妹にマーメイドS覇者シャトーブランシュがいて、近親に最強馬イクイノックスがいる血統。岩田康騎手は「楽にいけて後ろから来るだけ反応してくれた。けっこうムキになるので、これから競馬を覚えてくれれば」と振り返った。 　武市師は「前向きすぎる面があるのでハナか番手の競馬を、とジョッキーにも話していました。物見をしながらもハミが抜けて、最後ももうひと伸びできたので収穫のあるレースでした。もう1ハロン延ばしてみたいですね」と評価した。今後は未定。 　2着に7番人気コスモコロネット、3着に1番人気シルバーレインが入り、3連単は25万4570円と高配当がついた。