炭水化物ダイエットは効果アリ?やり方、デメリットまで徹底解説
栄養士のお手軽レシピを紹介
市販のサラダチキンを使った、簡単でボリュームのあるサンドをご紹介します。8枚切りの食パン1枚でも、十分満腹感が得られるレシピです。 【チキンのオープンサンド】【材料~1人前~】 ・食パン(8枚切り) 1枚 ・サラダチキン 2枚 ・キュウリ 1/2本 ・トマト 1/2個 ・千切りキャベツ 1/4袋 ・オリーブオイル 小さじ2 ・ケチャップ 小さじ1 ・シーザーサラダドレッシング 適宜 【作り方】 ①サラダチキンは斜めのそぎ切り、きゅうりは厚めの斜め切り、トマトは薄切りにする。 ②食パンは軽くトーストしてオリーブオイルとケチャップを塗る。きゅうり、トマト、キャベツ、チキンの順にのせて、好みでシーザーサラダドレッシングを少量かける。 【1人分の栄養価】 ・カロリー:321kcal ・糖質:24.0g ・たんぱく質:16.7g ・脂質:16.3g ・塩分:2.0g ※サラダチキンは伊藤ハムのサラダチキンペッパーを使用
炭水化物ダイエットのデメリットとは
体重減少の効果が期待できる炭水化物ダイエットですが、よいことばかりではありません。 主食を減らすことがストレスで継続できなかったり、炭水化物からとるはずの食物繊維が減り便秘になったりするケースもあります。 また炭水化物を減らすことで体の中の糖が不足し、低血糖のリスクが高まることも深刻な問題です。 低血糖とは血糖値が正常の範囲以下まで下がった状態で、一般的には頭痛や手足の震え、目のかすみ、ふらつき、冷や汗などが見られます。 さらに、精神面や感情に不調が出ることもあります。 判断力が低下したり仕事中に眠気を感じたりするだけではなく、苛立ち(イライラする)や無気力、感情を抑えられないなど、メンタル面にも影響が出ることもあるのです。 ●命の危険はあり得るの? 命に影響を及ぼすことは稀ですが、昏睡や意識障害を起こす可能性はあります。 なぜなら、中性脂肪の分解によって産生されるケトン体は酸性ですので、増えすぎると血液も酸性に傾きます。そして本来弱アルカリ性である私たちの体のバランスを保つために水分が使われ、脱水状態に導かれるリスクがあるのです。 体重のおおよそ20%の水分が失われると命に関わると言われています。 ケトン体の増えすぎ、つまり極端に炭水化物を減らすことはダイエット以前に健康へ悪影響があるのです。 先ほどご紹介した糖質は1食20~40g、1日70~120gという目安量を参考に、適度な制限を心がけましょう。