「例年と比べて多い」県内でマイコプラズマ肺炎が流行 手洗いうがいなど対策徹底を呼びかけ【新潟】
県は10月21日から27日のまでの1週間に各医療機関から報告があった県内の感染症の感染者数を発表し、県内でマイコプラズマ肺炎が流行していると注意を呼びかけています。 県がまとめたマイコプラズマ肺炎の感染者の一医療機関あたりの平均は2.15で、前の週から0.77増えました。保健所管内別で見ると、佐渡市が最も多く13。次いで、南魚沼市が5で、長岡市が2.5などとなっています。 秋冬に増加する傾向があるマイコプラズマ肺炎ですが、今年は全国的に例年と比べ報告数が多くなっています。 発熱や頭痛、咳などが主な症状で重症化すると、肺炎になったり心筋炎などの合併症を併発する恐れもあるため、県はうがいや手洗いの徹底や咳が出た場合のマスクの着用、感染した場合には家族間でのタオルの共用は避けるよう対策を呼びかけています。 また、警報が続いていた手足口病については10.64と前の週に比べ減少したものの、まだ警報を解除する基準には至っていないため、引き続き手洗いうがいなどの予防を呼びかけています。