懐かしの「カプリパンツ」が大流行の兆し!"ダサくならない"履きこなしにエディターがTRY!
最近のトレンドの中で、最も物議を醸しているのがカプリパンツ(サブリナパンツ)だ。引き出しの奥に引っ込められて、数シーズン後にまた前の方に出てくるというのを何度も繰り返してきた。そして今年、好き嫌いはさておき、2024年秋冬のトレンドとして本気でカムバックしている。 【写真】おしゃれな人はカーキを着る! トレンドカラーのおすすめレディースコーディネート15選 ベラ・ハディッドやジュリア・フォックスなどトレンドセッターと言われるセレブたちは、ここ1年の間でカプリパンツを何度も着用している。さらに、新しいストリートスタイルの実験場としての役目も果たす直近のコペンハーゲン・ファッション・ウィークでも、あらゆるタイプのカプリパンツが見られた。しかし、中途半端な丈感でふくらはぎを遮るデザインは、決して万人受けするアイテムではない。だからこそ、興味が掻き立てられる。そこでUS版『ハーパーズ バザー』エディターのサラが、リフォメーション(Reformation)の「ポージー・ペダル・プッシャー・パンツ(Posie Pedal Pusher Pants)」にトライ。 今年のカプリパンツは、2000年代初頭に流行した折り返し付きのデニムカプリやクロップ丈のカーゴジョガーではなく、マリリン・モンローやオードリー・ヘプバーン、ブリジット・バルドーなどの大スターたちが愛用したシックなデザインに近い。シャネルやザ・ロウも最新の秋冬コレクションで、時代を問わないベーシックアイテムや、クワイエット・ラグジュアリーなニットと合わせて、クラシカルな雰囲気で提案している。 以下では、サラが挑戦した、タイムレスなカプリパンツスタイル3選をご紹介。
左から順に、まずはルック1から。カプリパンツはダサイというサラの誤解は、シンプルな黒のタンクトップを合わせることで完全に解消したもよう。そこにザ・ナラティブ・ヴィンテージ(The Narrative Vintage)で購入したスウェードジャケットを羽織り、リーンな縦長シルエットを演出。仕上げにJ.Wアンダーソンの遊び心にあふれるパフィヒールと、太いチェーンネックレスを合わせて。 そして真ん中のルック2。モノクロの色調が退屈にならないように、ナチュラライザー(Naturalizer)のシルバーのバレエフラットと、60年代ムードを加えるインディ(INDY)のオーバル型のサングラスを投入。いろいろなシューズを合わせてみたところ、バレエフラットとキトゥンヒール(今年の2大シューズトレンド)が、もっとも好相性で、中途半端な丈感にクラシカルな雰囲気を加えてくれる。 そしてルック3。驚くほど高評価だったカプリパンツルックがこちら。週末には、ブリジット・バルドー風の幅広ヘッドバンドを合わせて、60年代スタイルをモダンに解釈してみた。リーバイスのクロップ丈デニムジャケット、マルチェッラ(Marcella)のキトゥンヒール、アーバン・ソフィステイケーション(Urban Sophistication)のクレヨン・バッグをスタイリングしたら、ケンダル・ジェンナーとジャッキー・ケネディを足して2で割ったような気分になったそう。 この秋、ぜひトライしてみたい最旬アイテムに、今後も目が離せない。
from Harper's BAZAAR.com