「降格回避に向けた戦い」 久保建英の同僚FWにラ・リーガ残留を目指す2クラブが興味?「喜んで受け入れる」
バレンシアとヘタフェが、サッカー日本代表MF久保建英の同僚であるFWウマル・サディクをレンタルで獲得することを目指しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』が、現地時間26日に報じている。2028年6月30日までの契約をクラブと結んでいるサディクだが、今冬でレンタル移籍する見込みが高まっている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 2022年夏に当時のクラブ史上最高額となる総額2500万ユーロ(約41億円)とされる移籍金でUDアルメリアからソシエダに加入したサディク。しかし、移籍一年目は前十字靭帯断裂の重傷を負い、2試合のみの出場に終わると、23/24シーズンは公式戦34試合の出場で3ゴールに留まった。今季も公式戦11試合の出場で未だにゴールはゼロ。プレータイムも482分のみとなっており、クラブでの立場は厳しいものとなっている。そんな27歳のFWにラ・リーガの2クラブが興味を示しているという。 同メディアは「ラ・リーガで微妙な状況にあるヘタフェ(17位)とバレンシア(19位)の2チームが興味を示している。降格回避に向けた戦いに身を投じている両クラブは、アフリカ人アタッカーをシーズン後半に向けてチームを強化するための重要なピースとみなしている」と報じている。 そして「スペインで最も熱狂的なサポーターがいるメスタージャでプレーする可能性は、フォワードにとってさらなるモチベーションとなり、ベストバージョンを取り戻すためにこの挑戦を喜んで受け入れるだろう」と見解を示した上で、「ヘタフェは経済的な側面では、ソシエダにとって良い条件を提示しているにも関わらず、同選手はバレンシア側の提案にかなり傾いているようだ」とサディク自身がバレンシア加入に前向きであると伝えている。
フットボールチャンネル編集部