ヨーグルト製品の賞味期限を延長 ダノンジャパン、食品ロス削減への取り組み
ダノンジャパン(東京)は、持続可能な社会を目指し、食品ロス削減への取り組みとして、国内で製造しているダノンの全ブランドのヨーグルト製品の賞味期限を延長する。2025年1月中旬出荷分から、賞味期限を延長した製品の出荷をスタートし、2月1日出荷分から完全切り替えとなる。 ダノンジャパンによると、同社が国内で製造しているダノンの全ブランドのヨーグルト製品の賞味期限は、もともと、一般的なヨーグルトの賞味期限よりも長め。これは、ダノン独自の乳酸菌選びによって、時間が経っても酸っぱくなり過ぎず、まろやかな酸味を保てること、時間の経過につれて増加する乳清(ヨーグルトの上にたまる水分で「ホエイ」とも呼ばれる)やフルーツの色の変化などを抑える創意工夫をしていること、厳格な製造プロセスや品質管理を行っていることなどによる。 そしてこのほど、食品ロス削減の推進に向けた農林水産省の呼びかけを受け、賞味期限の延長を保証するための試験を実施し、延長しても安全・品質に問題ないことが確認できたため、ダノンの全ブランドのヨーグルト製品の賞味期限をさらに延長することにした。 対象ブランド(カッコ内は従来の賞味期限)は、「ダノン ビオ」(33日間)、「ダノン オイコス」(39日間)、「ダノンヨーグルト(プレーン)」(39日間)、「ダノンヨーグルト(フルーツ)」(33日間)、「ベビーダノン」(33日間)、「プチダノン」(33日間)で、延長後の賞味期限はいずれも42日間。