女優からホテル会社社長に転身した女性社長が「都内在住なのに都心のホテルに泊まる理由」
家族とも、同僚とも離れて自分だけの時間を持ちたいあなたへ――有名人に聞く「行きつけの店」の見つけ方。 【写真あり】まさに「地上のファーストクラス」カプセルホテルの常識を覆した 老舗・丸ノ内ホテルの創業家に生まれ、女優から異色の転身を果たしたファーストキャビンHD・小林千花社長は、ホテルをこんなふうに利用している! 「私は、せっかくホテルに泊まるなら、自分の経験値を増やしたいと思うんです。都内在住ですが、都心のホテルに部屋を取ることも。滞在そのものを楽しんだり、付近を散歩して気になる店を見つけるのって、自宅だとつい家事をしてしまったりして、なかなかできない経験ですよね。 出張なら、体を休めるためと割り切って、安さを追求してもいいと思います。でも、ドーミーインやアパホテルなど、大浴場や温泉、朝食バイキングが充実したホテルなら、満足度が違うはず。ドーミーインのワンランク上の『御宿 野乃』も、早割プランやWebサイトの当日割などをうまく活用すれば意外と安く泊まれますし、私も利用することがあります。 ただ、宿泊価格は高騰し、国内のお客様は手を出しづらい状況ですよね。私が “地上のファーストクラス” がコンセプトのカプセルホテル運営会社の社長に就任したのは、2023年11月のこと。タカラジェンヌを目指していた私がホテル経営に関わるなんて考えてもみなかったことですが(笑)、手軽に泊まれる高級感あるコンパクトなホテルを全国に拡大させ、お客様の経験値を広げていきたいと思っています」 ファーストキャビンHD・小林千花社長 2023 年はホテルに120泊。「ファーストキャビンHD」社長就任までは生島企画室所属。モデル、女優、ホテルライターとして活躍した 取材/文・鈴木隆祐
週刊FLASH 2024年12月17日号