写真：家電 Watch

船井電機は、配送業者向けのトレーラー付き電動アシスト自転車「RIJDEN ACTIO G41」を開発し、10月からアマゾンジャパンへの納品を開始する。 【画像】ヘビーデューティーなラストマイルデリバリー用に設計されている 車に比べて小回りが利くため、車の通行や駐車スペースの確保が難しい狭い道路や人口密集地での効率的な配送手段として期待される、配送業者向けのラストマイルの新しい配送ソリューションだと位置づける。またドライバーが自動車等の運転免許がなくても利用できるため、経験を問わず多くの人が従事できるうえ、CO2排出量が非常に少ない配送方法だとする。 同自転車には、ヘビーデューティーなラストマイルデリバリー用に、電気モーター「DU-E6180C Cargo」と5ギアの「NEXUSインナーハブ」を組み合わせた「シマノ ステップ ドライブ トレール」を採用。少ない力でよりスムーズなペダリングを可能にし、坂道での運転サポートに対応する。 シマノ ドライブトレイン全体と容量468Whのバッテリー「BT-E8010J」 を組み合わせたことで、1回の充電で平均40kmのアシスト走行を可能にするという。 安全面に配慮し、高性能な油圧ディスクブレーキを採用。厳しい気象条件や地形においても、十分なブレーキ性能が確保できる。加えて自転車が横転しにくいようスタンドを再設計したほか、前輪の荷台に転倒防止設計を施すなど、転倒によるドライバーの怪我を未然に防ぐという。 フレームには、熱処理された高性能アルミニウムを使うことで、耐荷重性を向上させている。