平均寿命が3年ぶりに上昇!長生きリスクに備えた「老後資金」の考え方
長生きのリスクに備える方法
長生きのリスクに備える主な方法は、以下の2点です。 ・金利の高い金融商品で資産運用する ・治療資金や介護資金を備えておく ・支出の見直しをしておく それぞれの方法について確認しましょう。 ●金利の高い金融商品で資産運用する 長生きのリスクに備える方法として、金利の高い金融商品に資産運用してください。 物価高やインフレによって、今後も家計の支出は増える可能性が高いです。 そのため、中長期的に資産を増やすために、金利の高い金融商品で運用をしましょう。 金利の高い主な金融商品は、株式や投資信託です。 投資リスクを踏まえながら、積極的に資産運用をしてください。 投資リスクを軽減する方法は、以下の3つです。 ・長期運用:長期的に資産を保有して運用 ・積立投資:毎月資金を積み立てながら投資 ・分散投資:異なる資産に分けて投資 リスク軽減策を踏まえながら、効率よく資産運用してください。 ●治療資金や介護資金を備えておく 病気の治療資金や介護資金を、生活費とは別で備える必要もあります。 65歳以上の主な死因は、以下の通りです。 ・悪性新生物 ・心疾患 ・脳血管疾患 ・老衰 ・肺炎 年齢が高くなると、病気にかかるリスクも高まります。 要介護者として認定されるリスクも高まるので、病気の治療資金や介護資金を備えておきましょう。 資産状況によっては、保険を活用して備えてください。 ●支出の見直しをしておく 支出の見直しをしておくことも老後生活では大切です。 支出項目は、変動費と固定費に分かれます。 ・変動費:食費 被服費 交通費 娯楽費 雑費 ・固定費:住居費 水道光熱費 通信費 保険料 とくに見直し項目が必要なのは、通信費や保険料といった固定費を見直すと良いでしょう。 また、雑費の見直しも必要です。 必要のない買い物や使途不明となっている費用がないか、確認してください。