UCC、キューブ型レギュラーコーヒーを多方面に展開 渋谷キャストで11月2日から3日間イベント 新商品投入してOEMも始動
UCCグループのCOFFEE STYLE UCCは、フレッシュキューブと称する真空パックのキューブ型レギュラーコーヒーを多方面に展開していく。 多方面への展開に向けて体制を構築。 11月1日、発表した棚橋信仁社長は「UCCグループの中で我々の商品開発が非常に高く評価され、グループ会社のフレッシュキューブを当社で展開できるようになったというのが今後の大きなポイント」と語る。
「上島珈琲店」やギフト向け「CAFEMAIL(カフェメール)」のフレッシュキューブの商品開発・価格設定・マーケティングをCOFFEE STYLE UCCが一手に引き受け、グループ内に横串を刺して展開していく。 「昨年12月頃から検討が始まり今年4月から統合している。横串を刺した新商品は来年以降順次発売していく」と述べる。
フレッシュキューブのOEMも始動する。 「発売時期は未定だが、お客様とコミュニケーションしながら製品を開発している」という。 ワンドリップと一線を画している点は、気密性の高いアルミ包材で真空パックされた点にある。これにより賞味期限がワンドリップよりも長く品質が維持しやすくなっている。 OEMの可能性については「ホテルサービスやカフェ業態で、品質面にこだわったギフトとしての展開が見込める。コンパクトな可愛さも特徴で、デザインもかなり細かくできる」と説明する。
改めて生活者にフレッシュキューブの魅力を訴求すべく、11月2日から4日の3日間、渋谷キャスト(東京都渋谷区)でイベントを実施する。 事前予約制でプロによるフレッシュキューブを使ったコーヒーの淹れ方講座を実施するほか、物販コーナーで多彩なフレッシュキューブを販売。コーヒーとスイーツを楽しめるキッチンカーも展開する。 新商品は、音楽のように楽しむコーヒー「CAFE@HOME Heart with Coffee MUSIC SELECTION」や「CAFE@HOME ムーミン谷 6P WINTER BOX」、「CAFE@HOME コーヒーカレンダー2024」を投入。イベント会場でも販売される。