高校生の息子に最新の「MacBook」をねだられました。高校生に買い与えるには高すぎますか?
小中学校ではパソコンやタブレット端末などを使った学習が普及しており、若い世代がIT端末に触れる機会が増えています。学習環境の変化に伴い、家庭におけるIT端末の普及が進んでいるため、子どもから最新の端末がほしいと言われている方もいるのではないでしょうか。 本記事では、MacBookの性能と価格や教育投資としての価値について解説します。
MacBookの性能
まずは、2024年6月のMacbook(M3チップ搭載モデル)の性能を確認していきましょう(表1)。 表1
表はApple公式サイトを基に筆者が作成 最新のMacbook Airシリーズが13インチ・15インチの2種類、さらに性能の高いMacbook Proシリーズが14インチ・16インチの2種類展開されています。 Macbook Proは、Macbook Airと比較すると全体的な性能が高く、HDMIポートも搭載しているため、さらに用途が広がります。
MacBookの価格
次に、2024年6月時点のMacbookの価格について確認します(表2)。 表2
表はApple公式サイトを基に筆者が作成 性能に合わせた価格設定がされており、公式サイトの学生・教職員向けストアページからアクセスすることで割引価格での購入が可能です。 13インチMacbook Airと性能が高い16インチMacbook Proを比較すると、約2倍近く価格が異なるため、Macbookの使用目的に合わせて、必要な性能を選択しましょう。
高校生の必修科目「情報Ⅰ」
小中学校と同様に、高校においてもIT端末を活用した授業が行われています。2022年度に学習指導要領が改定されたことにより、プログラミング教育を行う「情報Ⅰ」は今や必修科目です。 プログラミング教育を通じて、情報セキュリティを含むネットワークやデータベースの基礎について学習するとされ、授業を通じて社会で役立つスキルを身に付けます。 以上の通り、学校ではIT端末による授業が必修となっています。しかし、「端末の値段が高い」「インターネットやSNSに不安を感じる」「本当に必要かわからない」などの理由により、まだIT端末を導入していない学校や家庭もあるようです。