プレミア4連覇中のペップ・シティにかつての強さはない? マンUレジェンド「シティは現在衰退している」
トッテナムに大敗
プレミアリーグ4連覇中のマンチェスター・シティにかつての強さは戻ってくるのか。 2016年にシティの監督にペップ・グアルディオラが就任して以降、数々のタイトルを獲得し、昨シーズンは前人未到のリーグ4連覇を達成したが、今シーズンはその強さに陰りが見えている。 [動画]まさかの公式戦5連敗 王者シティがトッテナムに0-4の大敗 第12節のトッテナム戦ではホームで0-4の完敗を喫したシティは現在公式戦5連敗。チームの心臓ロドリがいないことも大きいが、チーム全体に覇気がなく、王者の貫禄も見られない苦しい時間が続いている。ペップ・シティ1年目以来の試練が続いているシティについて、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるガリー・ネビル氏はトッテナム戦後、英『Sky Sports』にて厳しい評決を下している。 「シティがたまに試合に負けることはあるが、あらゆる面で相手チームに圧倒されることはほとんど見たことがない。しかし、今まさにそれを見ている。彼らはかなり調子が悪い。ペップの最初のシーズン以来、私が目にした中で最も悪い。ここ数週間の彼らの状態ほどひどい状態は見たことがない」 「彼らはリセットのチャンスだと考えて、代表戦の休みが来ることを望んでいただろう。しかし、今ここにきて、シティは現在衰退しているという見方がさらに強まった。彼らが成し遂げたことを考えると、狂気じみているように思える。彼らと対戦するのは簡単で、対戦するチームは勇気づけられる。脆弱性は誰の目にも明らかだ」 来週には首位を走るリヴァプールとの試合を控えているシティ。しかも敵地アンフィールドでの試合であり、現状をすぐに修正する必要がある。まずは目前に控えるCLリーグフェーズ第5節のフェイエノールト戦に勝利し、この嫌なムードを吹き飛ばしたいところ。 ロドリ不在だけではなく、カイル・ウォーカーやイルカイ・ギュンドアンらの不調も気になる現在のシティ。ペップ・シティ最大の試練の時を過ごす王者はかつての強さを取り戻すことはできるのか。
構成/ザ・ワールド編集部