「0」を刻む男たち 広島カープ 大瀬良大地は 大竹寛の球団記録を超えられるか 43イニング連続 “無失点”
広島カープの 大瀬良大地 投手が今、記録を伸ばし続けている「無失点イニング」―。球団の歴代4位~1位を振り返る。 【写真を見る】「0」を刻む男たち 広島カープ 大瀬良大地は 大竹寛の球団記録を超えられるか 43イニング連続 “無失点” ■連続無失点投球 4位 30イニング 佐々岡真司 プロ2年目 1991年 石田充 アナウンサー 第4位・佐々岡真司 さん(当時24)が、1991年に記録しました。 田村友里 キャスター 若い! 細い、佐々岡さん。 石田充 アナウンサー 入団2年目、先発ピッチャーとして春先に30イニング連続無失点。登板した4試合の途中に2完封を含む30イニング連続無失点です。 この年、チームも優勝したんですが、すごかったのが佐々岡投手。17勝(13完投)で最多勝、2.44の最優秀防御率、シーズンMVPに沢村賞も受賞しました。 青山高治 キャスター 全部! 全部、獲っている… ■連続無失点投球 3位 34イニング 今村猛 プロ3年目 2012年 石田充 アナウンサー それを上回るのが、中継ぎで当時20歳の 今村猛 投手。34イニング連続無失点の記録を打ち立てました。 RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん すごいなあ。中継ぎって、また違ってきますよね。 石田充 アナウンサー 2012年に29試合(5月22日~8月11日)を投げる中で34イニングを0点に抑えました。29試合連続無失点は球団記録にもなっています。 天谷宗一郎 さん ポーカーフェイスで淡々と投げています。 石田充 アナウンサー 2012年の今村投手はキャリア最多の69試合に登板。リーグ3位の27ホールド。WBC(ワールドベースボールクラシック)の侍ジャパンにも選ばれました。大瀬良投手とは長崎の高校時代からのライバルでもありました。 ■連続無失点投球 2位 35イニング 大瀬良大地 プロ11年目 2024年 第2位は現在、継続中の大瀬良大地投手(33)です。佐々岡さんや今村投手は20代だったんですが、33歳でこの記録を打ち立て続けているんです。 天谷宗一郎 さん “新しい大瀬良投手の姿” を見せてくれてます。