不要派と必要派に分かれるってマジかっ? テント泊でもしっかり快眠ができるキャンプ用ピローの必要性とは
テント泊をする場合、寝袋やマットは必ず揃えますが、必須アイテムではない枕は後回しになりがちです。「荷物は減らしたいから枕は不要」「他のもので代用できる」という人が多いなかで、「枕があるとめちゃくちゃ寝つきが良くなる」「一度持っていったら、もう必須アイテムになってしまった」という声も。そこで今回は、キャンプでも活躍する様々なタイプの枕をご紹介します。ぐっすり眠って次の日のアクテビティに備えたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。 【写真】キャンプ用枕の各タイプをチェックする(全6枚)
主流はコンパクトに収納できるエアータイプ
キャンプ用枕でオーソドックスなのは、自分で空気を吹き込むエアータイプです。空気を抜けばコンパクトになるので、なるべく荷物を減らしたい人におすすめ。空気の量を調節して、好みの高さや硬さにできるのもうれしいポイントですね。エアータイプ枕の注意点は、穴が空いたら使えなくなってしまうこと。そのため尖ったものの近くや高温になる場所に収納するのは避けましょう。
手軽に使えるインフレータブルタイプ
インフレータブルタイプは、内部にウレタンチップの入った自動的に膨らむ枕のこと。バルブを開ければすぐに空気が入るためとっても手軽に使えます。片付けるときもスピーディなので、時短したい人にもぴったり。エアータイプと比べて軽さやコンパクトさは劣る傾向にありますが、ウレタンチップの弾力が心地よいという声も集まっています。
スポンジタイプやスタッフサックタイプも人気
ウレタン製のスポンジや低反発素材が使われたスポンジタイプの枕は、商品によって硬さや高さなどが異なります。自分の好みに合ったアイテムを選べるので、テント泊でも寝心地を追求したい人におすすめです。空気を抜くことができずかさばるのが難点ですが、使いたいときにすぐに使えるというメリットも。 他には、巾着袋のような形状のスタッフサックタイプの枕も人気。袋にタオルやウェアなど、好きなものを詰めて使います。就寝時以外は収納袋として活躍するので無駄なスペースもとりません。 しっかりと眠れることができれば翌日のパフォーマンスが高まるのは、キャンプ中でも同じ。アウトドアでも便利に使えるアイテムが販売されているので、枕不要派の人もぜひチェックしてみてくださいね。
野中陽平