菅田将暉、レア魚釣りさかなクンを興奮させる
俳優の菅田将暉が9日、都内で行われた主演映画『サンセット・サンライズ』(2025年1月17日公開)の完成披露試写会に登壇。レアな魚を釣り上げた菅田は、魚類学者でタレントのさかなクンから「ギョギョ! さすがです!」と褒められたことをうれしそうに報告した。この日は井上真央、三宅健、山本浩司、好井まさお、岸善幸監督も来場した。 【画像】三宅健と鼻の褒め合い合戦! 本作は、楡周平の同名小説を菅田主演の映画『あゝ、荒野』(2017)や、『正欲』(2023)などの岸監督が映画化。新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界各地でロックダウンが起きた2020年を舞台に、東京の大企業に勤める釣り好きの晋作(菅田)が、会社のリモートワーク導入をきっかけに東北・三陸の海沿いの街に引っ越し、現地の住民たちと交流するなかで変化していく姿を描く。脚本を、ドラマ「不適切にもほどがある!」などの宮藤官九郎が執筆した。
昨年撮影していた作品がようやく披露されることに、菅田は「やっとお客様に観てもらえるということで張り切っています。うれしいです」と笑顔。
先日、さかなクンと会ったという菅田は「釣りの映画をやったんです」と宣伝し、「オウゴンムラソイを釣りました」と報告。すると「5秒ぐらい間があったあとに『ギョギョ!』と言ってくれて」と、お決まりの台詞を聞けたことを喜び、「『菅田さん、さすがです! オウゴンムラソイちゃんは“なんとかムラソイ”の中でもレアで……』とぶぁーっと(話)されて、5分くらい僕は何を言っているのかわからない……」とさかなクンの勢いに圧倒されたことも打ち明ける。しかし、「すごく興奮してくださった」ことから「釣りや魚好きの人でも観たら興奮してくれるなと思いました」と本作に自信をのぞかせた。
晋作の大家・百香役の井上は「ちゃちゃっと料理をする役で大変でした。(撮影に)入る前に菅田さんと(魚を)捌く練習をしていたので、捌きを見てほしいです」とアピール。菅田は「職人芸ですよね。この台詞までにここまで身をおろして……とか全部計算してやっている」と称賛すると、井上は「わたし、芸能界一なめろう作りが早いと思う」と自信。菅田は「なめろう女優」の称号を与え、会場の笑いを誘った。(錦怜那)