「米倉涼子、忽那汐里、剛力彩芽に続き…」女優・小芝風花(27)が所属事務所オスカーを年内退所へ 移籍先は売れっ子役者を多く抱えるあの有力事務所
俳優の小芝風花(27)が年内いっぱいで所属の大手プロダクション「オスカープロモーション」を退所することが「 週刊文春 」の取材でわかった。 【画像】「最初は武井咲の妹役」まだ笑顔が初々しい14歳のデビュー決定直後の小芝風花
押しも押されもせぬ稼ぎ頭が…
大阪府堺市出身の小芝は中2だった2011年「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」で応募者約3万5000人の中から、グランプリを獲得。 「それまではフィギュアスケートに本格的に打ち込んでいましたが、グランプリを獲ると、芸能活動に専念するため、すぐに母と妹の3人で上京しました。事務所側も小芝が通う学校のそばに、家族3人で暮らせるマンションを用意するなど期待をかけていた」(事務所関係者) 2012年に「息もできない夏」(フジ)で女優デビュー。2019年、NHKの「トクサツガガガ」で連続ドラマ初主演を果たすと、今年の「大奥」(フジ)まで毎年連ドラ主演を果たす。CM契約数もコカ・コーラ社や三井住友カードなど11社に及び、押しも押されもせぬ事務所の稼ぎ頭だった。 その小芝に不穏な動きが囁かれたのが、今年春のこと。
「今年以降、新しいCM契約を受けなくなり…」
「今年に入ってから新しいCM契約を受けなくなったという話があり、退所の噂が出ていました」(芸能プロ関係者) 12月10日に行われたオスカーの若手女優が勢ぞろいする恒例イベント「2025年新春晴れ着撮影会」にも参加していなかった。 所属のオスカーでは、米倉涼子、忽那汐里、剛力彩芽、岡田結実など主要タレントの退所が相次いでいた。その分、小芝はフル稼働で事務所を支えていたが……。 「女優としての評価が上がってオファーが引きも切らない状態のなかで、事務所からやるように言われた仕事と、本人がやりたい仕事との間にギャップが生まれていたようです。ブレーク前から長年苦楽をともにしていた男性マネージャーとも、ここ1、2年で関係が悪くなっていた」(前出・事務所関係者)
移籍先はトップコート
オスカー退所後の動きだが、売れっ子役者を多く抱える有力事務所への所属がすでに決まっているという。 「松坂桃李、菅田将暉、中村倫也らを擁するトップコートです。女優も多く在籍していますが、木村佳乃やフランスを本拠とする杏はそれほど稼働せず、活躍が目立つのは趣里くらい。ただ、人気だけでなく実力も揃えた俳優を育てる事務所として知られており、2022年には清野菜名が他事務所から移籍。オスカーからも、2020年にモデルの仕事が多かった堀田茜が役者の仕事をしたいと移籍してきています」(前出・芸能プロ関係者) オスカープロモーションとトップコートに問い合わせたが期日までに回答はなかった。 2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に伝説の花魁役で出演が決まっている小芝。今後はどんな活躍を見せるのだろうか。
「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル