史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング11~20位。鈴木彩艶、菅原由勢もランクイン!
12位:武藤嘉紀(むとう・よしのり) 生年月日:1992年7月15日 移籍先:マインツ(ドイツ)→ニューカッスル(イングランド) 移籍日:2018年8月2日 移籍金:1070万ユーロ(約17.1億円) 武藤嘉紀は、2018年夏にドイツのマインツからイングランドのニューカッスルへ移籍した。移籍金は1070万ユーロ(約17.1億円)で、日本人選手歴代12位にランクインしている。 武藤は2015年夏、チェルシーからの関心が話題になる中、FC東京から移籍金280万ユーロ(約4.48億円)でマインツに加入。同じタイミングでマインツは岡崎慎司をレスター・シティに放出しており、武藤がその後釜となった。 武藤はマインツで負傷による離脱が多かったものの、1年目はリーグ戦20試合出場で7得点4アシスト、2年目は19試合出場で5得点2アシスト、3年目は27試合出場で8得点4アシストと、コンスタントに結果を残し、2018年夏に1070万ユーロでニューカッスルに引き抜かれている。 4年契約で迎えられた武藤は、ニューカッスル加入直後は途中出場が続いていた。当時の指揮官であるラファエル・ベニテス監督は9月下旬、なかなか武藤を先発で使わないことについて問われると、「プレミアリーグと他のリーグでは異なることを理解しなければいけない。適応に1年かかる選手もいれば、半年や1カ月で済む選手もいる。だから、新加入選手は日々のトレーニングに前向きに取り組むことが大事だ」と答えていた。 武藤は10月7日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦で移籍後初のリーグ戦スタメンとなり初得点を挙げたものの、その後はゴールがなく、期待された活躍はできないまま終わった。
11位:岡崎慎司(おかざき・しんじ) 生年月日:1986年4月16日 移籍先:マインツ(ドイツ)→レスター・シティ(イングランド) 移籍日:2015年7月1日 移籍金:1100万ユーロ(約17.6億円) 日本人選手の歴代移籍金ランキング11位は、岡崎慎司だ。ドイツのマインツからレスター・シティに加入した際に、1100万ユーロ(約17.6億円)の移籍金が動いている。 岡崎は2011年1月に清水エスパルスを離れてドイツのシュトゥットガルトに移籍したが、ブンデスリーガでなかなか結果が出なかった。2012/13シーズンはサイドでの起用が多かったこともあり、リーグ戦25試合に出場して1得点と振るわず、2013年夏に移籍金150万ユーロ(約2.4億円)でマインツへ移籍した。 環境を変えた岡崎はマインツ1年目の2013/14シーズンにリーグ戦33試合に出場して15得点を記録。岡崎の活躍により、マインツは7位でシーズンを終えて、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。続く2014/15シーズンは12得点6アシストを記録し、マインツに大金を残して2015年夏にレスターへ移籍した。 岡崎はレスターでも活躍を続けた。ジェイミー・バーディという大エースがいたため、ブンデスリーガ時代に比べて得点数は減ったものの、強度の高いハイプレスで相手にプレッシャーをかけ続け、2015/16シーズンのプレミアリーグ制覇に貢献した。この活躍により、岡崎はAFCが主催する国際最優秀選手賞(アジア以外のクラブに所属するアジア人を対象とした個人賞)を受賞するなど、世界的にも高い評価を受けている。
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