アーセナルは“正念場”に?キャラガー「トッテナムなどのように、タイトルなしの良いチームと記憶されたくないはず」
リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏は、アーセナルについて語っている。 過去2シーズンは優勝争いを牽引しながらも、2位に終わったアーセナル。今季も優勝候補の一角として戦っている中、フラム戦(1-1)とエヴァートン戦(0-0)はドローに終わったものの、21日にはプレミアリーグ第17節でクリスタル・パレスに5-1で快勝した。これで首位リヴァプール(2試合未消化)とは3ポイント差まで詰め寄っている。 【順位表:プレミアリーグ】 そんなアーセナルについて、キャラガー氏が『スカイスポーツ』で持論を展開。ミケル・アルテタ監督の就任から5周年を迎えた中、「アーセナルとアルテタにとって正念場だ」と語った。 「アルテタは素晴らしい仕事をしてきた。だが、今こそタイトルを獲得しなければいけない時だ。プレミアリーグではこれまで、リーズやニューカッスル、トッテナムのように、記憶には残るがタイトルが獲得できなかった素晴らしいチームがたくさんある。そしてアーセナルは、こうやって記憶されたくないはずだ」 「(パレス戦は)非常に大きい勝利だ。ここ数試合を考えると、これ以上ポイントを落とす余裕はなかった。結果を出すことで優勝できるという信念を築くためにも、シーズンをうまく進めなくてはいけない」 「アルテタは就任5周年を迎え、いよいよ正念場を迎えている。彼らはビッグタイトルを獲得し始めなければいけないんだ。シーズンの終わりにそれを達成しているか、それに近い位置にはいるだろう。優勝できなければがっかりではあるよ」 最後のプレミアリーグ制覇は2003-04シーズンと、20年以上リーグタイトルに届いていないアーセナル。今季こそ、トロフィーを掲げることはできるのだろうか。