好調のディミトロフやチチパスらシード勢が2回戦に進出[ロレックス・モンテカルロ・マスターズ]【テニス】
ディミトロフらシード勢が初戦突破
現地4月8日、男子ツアー「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATPマスターズ1000)シングルス1回戦が行われ、第9シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/世界ランク9位)や第12シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同12位)らシード勢が2回戦に進んだ。 【動画】ディミトロフ、チチパスらシード勢が2回戦に進出 マッチハイライト 「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000)では優勝こそならなかったものの、準優勝でトップ10に返り咲いたディミトロフは、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のモナコ出身、バレンティン・バチェロ(同138位)と対戦。今季すでにチャレンジャー大会で3勝を挙げて勢いに乗る選手を7-5、6-2で下して2回戦に進出を決めた。 「難しい試合だったね。自分のプレーからは程遠かったのはわかっているけれど、こういう時にできることはほかにもあるし、ステップアップするのに役立った」とした。 第12シードのチチパスは、初戦でラスロ・ジェレ(セルビア/同34位)と対戦し、第1セットを6-3で先取。第2セットも3-2の30-0となったところでジェレが右腕の痛みで棄権し、2回戦に進んだ。 今季のチチパスは、コンスタントに勝利を挙げるもののATP250ロスカボスのベスト4が最高成績となかなか上位に進むことができていない。2021、2022年と連覇を達成している今大会でいいきっかけをつかみたいところだ。「いい感じだ。この調子でいきたいね。次第にサーブが安定してきて楽しめた。いろいろなプレーを織り交ぜて、楽しんでプレーしたい」と語った。 そのほか、第14シードのウーゴ・アンベール(フランス/同15位)や第15シードのカレン・カチャノフ(同17位)らも2回戦に進んでいる。 今大会は上位8シードが1回戦を免除。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)はロマン・サフィウリン(同41位)と、第2シードのヤニック・シナー(イタリア/同2位)はセバスチャン・コルダ(アメリカ/同27位)とアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン/同29位)の勝者と対戦する。
Tennis Classic 編集部
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