2年連続の県岐阜商 エース、甲子園でも躍動誓う 第93回選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会の選考委員会が29日、オンラインによるリモートであり、県岐阜商の2年連続30回目の出場が決まった。 【センバツ出場校決定】運命決めた選考の様子 県岐阜商は昨秋の東海大会で、主戦・野崎による2試合連続の完封勝利で決勝まで駒を進めた。2試合で計15安打を浴びたが、要所を臨機応変に抑えた。 野崎の転機は2年になってからだ。「勝ちにただ満足せず、試合の中で課題を見つけるようになった」という。思うように投げられなければ、相手打者が打ち損じた時でも反省を繰り返した。岐阜大会で二枚看板の一人に指名されると、東海大会でピンチに動じない投球を見せ、エースになった。 センバツ出場を決め、野崎は「チームを勢いづける強気な投球をしたい」と話した。【熊谷佐和子】