【米国】トヨタ「カローラ“FX”」20年ぶり復活! 「専用エアロ」×走りの“スポーツサス”採用! レトロ&スポーティな「旧型オマージュ仕様」が登場 どんなモデル?
「FX」の名が、アメリカで復活!
そして2024年9月、アメリカでカローラの2025年モデル発表とともに「FX」の名称が復活。国内外で話題を呼んでいます。 ただし「ハッチバックとしてのFX復活」や、FX16のように特別なエンジンを搭載しているわけではなく、あくまでも4ドアセダンのカローラの新グレード「カローラFXスペシャルエディション」という位置付けです。
しかし、スポーティなイメージで北米市場のユーザーの記憶に残るFX16を想起させるように、外装はFX専用のリアスポイラーや18インチアルミホイール、各部をブラックアウトすることで精悍なイメージを強化。 内装もオレンジのステッチが入ったスポーツファブリックシートや、10.5インチのマルチメディアスクリーンを採用しています。 サスペンションにも手が入っており、ローダウンスプリングを備えて迫力あるスタンスを獲得。 電動パワーステアリングもチューニングが施され、カローラが元来持つ俊敏性や運転の楽しさをさらにアップしています。 ※ ※ ※ 前述のように、カローラFXは1995年で販売を終えてしまいましたが、カローラシリーズのハッチバックモデルはその後も存続。 海外向けには8代目カローラに残されたほか、9代目からは国内向けにも「カローラランクス」として復活を遂げました。 カローラランクスは2006年に「オーリス」へバトンを渡しましたが、オーリスは事実上はカローラのハッチバックでした。そして現在では2018年登場の「カローラスポーツ」が、カローラのハッチバックとして販売されています。 たしかに新しいFXは、かつてのような派生車種ではありませんが、やはり名前の復活はワクワクするもの。 今後も、かつての名モデルをオマージュした車名が蘇ることを期待したいです。
遠藤イヅル