解説・鹿児島市長選 投票率27.21% 専門家「対立軸なく、現職以外いなかった」
(キャスター)今回の選挙で、スタジアム整備については、関心が集まっていましたか? (記者)情勢調査では、投票する際に最も重視する政策を尋ねましたが、物価高対策や経済・産業振興などに比べ、スタジアムは3%ほどにとどまり、関心の低さが浮き彫りとなりました。しかし一方で専門家は、スタジアム整備に向けた今後のかじ取りは、難しさを増すと指摘しています。 (鹿児島大学 藤村一郎准教授)「長崎の話が出てきたが、予算は1000億円と聞いているが、これと同じようなものが鹿児島では難しい。小さいながらに鹿児島の活性化につながり、スポーツチームを育成していくことが本当に可能なのかどうか。大変難しい構想、選択になっていくと思う」 (記者)スタジアム整備では、県と市の連携不足がたびたび指摘されますが、24日、下鶴さんの事務所には塩田知事もあいさつに訪れる姿も見られました。 県と連携しながらどのように構想を前に進めていくのか、下鶴さんの手腕が試されます。
南日本放送