高校サッカートップを驚愕させた15歳の久保建英。「日本を背負って立つ」
高校生1年生として迎える新しいシーズンが、まもなく訪れる。昨年はかなわなかったFC東京U‐18でのレギュラー取り。168センチ、58キロの体を大きくすること。Jリーグの公式戦で確固たる爪痕を残すこと。そして、ダブル出場も可能となるU‐20とU‐17の両方のワールドカップも、それぞれ5月と10月に控えている。 「自分が成長し続けるために大切なのはやっぱり気持ち。気持ちというのは貪欲さというか、上にはさらに上がいるという感じなので。まだまだ自分は下なのでどんどん追い越せていけるように、という気持ちで毎日やっている。それが大切だし、今後は一人で局面を打開できるようなプレーヤーになりたい」 J3で初出場を果たし、Jリーグの最年少出場記録を更新した昨年11月に口にした青写真を、具現化していくために。誰もが将来に期待を抱きたくなる、久保のチャレンジが加速していく。 (文責・藤江直人/スポーツライター)