観光客が増加中 恐竜博物館でテロを想定した訓練 利用客を安全に避難させる手順を確認
FBC福井放送
福井県立恐竜博物館で27日、テロを想定した訓練があり、施設の職員が警察や消防と連携して利用客を速やかに避難させる手順を確認しました。 ■館内放送 「ただ今3階トイレ付近で不審物が発見されました 入館者の皆さまは、誘導員の指示に従って、速やかに避難してください」 訓練は恐竜博物館の館内で不審物が見つかったという想定で行われ、防護服を着た警察官が不審物の撤去に当たったほか、施設の職員は、倒れている利用客を救助する際の手順を確認していました。 ■県立恐竜博物館 谷川由美子館長 「 これからも警察や消防の協力や指導を受けながら、利用客を安全に迎えて、楽しんでもらえる博物館にしていきたい」 県立恐竜博物館では今年度の来館者数が開館以来初となる100万人を突破していて、大勢の観光客のスムーズな誘導や、テロへの備えも強化していく方針です。