「我が子が将来困らないために…」プログラミングの習い事だけじゃない! 実は家でできるSTEAM教育3選
20年後には今ある仕事の約半数以上がなくなるかもしれない、という話を聞いたことはありますか? 今まで人間の手でやってきた仕事が、効率性や正確性で人間の能力を上回るAIやロボットが開発され、それらに取って代わられる可能性がある、という話です。 そこでAI社会に順応したIT人材を育てていくための教育方針としてSTEAM教育が推進されるようになりました。 賢い子に育てたいなら「ダイニングテーブル」で絶対にやってはいけないこと
STEAM教育とは?
「STEAM教育」という言葉は聞いたことはありますか? 日本での認知度はまだまだ低く、認知度20%以下とも言われていますが、アメリカではSTEAM教育の前身であるSTEM教育が国家戦略に位置づけられるなど、非常に重要視されています。 そもそもSTEAMとは「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Art(芸術・教養)」「Mathematics(数学)」の5つの単語の頭文字を組み合わせた教育概念です。 AIやロボットというと理系のイメージが強いですが、AIやロボットを作る技術だけでなく、今後はArt(芸術・教養)の部分、すなわちAIに役割を与える力や感性を養い、教科の枠を超えて”自ら課題を見つけて、自ら考え、解決に導く”人材を育成しようという教育です。 と聞くと、なんだか難しそう、理系の人材が必要とされているということ? とイメージされる方も多いかもしれません。 しかしSTEAM教育は理系文系の教科の枠を超えて、答えのないジャンルに自由な発想で物事に取り組む力が必要だと考える教育です。 決してAIに打ち勝つ人材を育成しようとしているわけではなく、AIと共存できる、つまりAIと人を結びつける人材がこれからは求められると言われています。 AIと人を結びつける人とは、AIにこんな仕事をしてもらったらどうだろうか? こんな役割をになってもらえそう、などと柔軟に自由な発想で問題解決にむけて考えられる人です。