意外と知らない、保冷剤の〈冷やす〉以外の使い道。「温める」「簡易トイレ」「インテリア」…暮らしに役立つ活用術
◆袋から出して使う! ・空き瓶に入れてインテリアに ジャムなどの空き瓶に保冷剤の中身を入れ、水性ペンや絵の具、マニキュアなどで色をつけたら、ほどよい色合いになるまで割り箸でかき混ぜます。 青で着色し、海の生き物のフィギュアや貝殻などを入れれば、この時期にぴったりの涼しげなインテリアになります。 他にも、アロマオイルを垂らせば芳香剤として、虫が嫌うハッカオイルを垂らせば虫除けとして使えます。 ・簡易トイレの凝固剤として 保冷剤に含まれる高吸収性ポリマーは、簡易トイレの凝固剤として使うことができます。 台所にあるもので簡単に作れますが、完成までに1日ほど乾かす工程が必要なため、作ってすぐに使えるわけではない点には注意してください。 ただ、一度作った凝固剤は、保存袋などに入れて冷蔵保存すれば半年ほどは保管できます。災害時に備えて作り置きしておくのもおすすめですよ。 〈材料(トイレ1回分)〉 ・容器 ・キッチンペーパー ・小さい保冷剤 3~4個 ・塩 〈作り方〉 (1)容器に保冷剤の中身を出す。 (2)塩をかけて5分ほど置く。 (3)水分が分離して液体状になったら、キッチンペーパーの上に乗せる。 (4)ろ過されて残った高吸収性ポリマーを、約1日乾かしたら完成。 〈使い方〉 (1)便座を上げ、便器にゴミ袋を被せる。 ※中身が見えないよう、黒いゴミ袋がおすすめ。 (2)ゴミ袋の中に凝固剤を入れ、用を足す。 (3)ゴミ袋の口を閉じて処分する。
「婦人公論.jp」編集部
【関連記事】
- 荻原博子「日銀がマイナス金利を解除。これからどんどん金利は上がる?日本経済は《上は晴天、下は土砂降り》状態。ローン、投資の今後は…」
- 荻原博子「今の高齢者は投資教育を受けていない。<新NISA>が始まろうとも言いなりで手を出すのは危険」荻原博子×樋口恵子対談
- シリカゲルに石灰乾燥剤、捨てる前にもうひと活用!靴や衣類の湿気取りにも便利。交換の目安と処分方法も解説
- 簡単便利!LINEの公式サービス5つ。レシート撮影で家計管理やご近所店舗の値段比較、自宅からオンライン診療も!
- 洗濯ブラザーズ 「洗い」「すすぎ」「脱水」のうち、服から汚れが落ちるのは?洗剤投入は衣類より「後」「先」どっち?洗濯機120%活用法、教えます