「おいおい、嘘だろバケモノやんけ…」ロクマル増加中? 60cm超えのブラックバスを狙って釣る方法が存在した!
「普通」の延長線上のロクマル
「2017年の艇王で伊藤巧さんがロクマルを食わせたレイダウンがありますよね? 3本めのロクマルは、そのすぐ近くで2月に釣りました」 この場所は相模湖にあるレンタルボート店・日相園の下流右岸側で、宇佐見さんいわく「カレントが巻く一等地」 水深2m前後に沈むオダにレイジースイマーをコンタクトさせると、「ガツッ!」と明確なバイトが出たという。サイズは62cm。 実はこの前日にも大雨の豊英ダムで63cmを釣っており(右下の写真)、2日連続のロクマル捕獲はSNSを中心に大きな話題になった。 「たまたまだと思います(笑)。ただ、2月後半から3月頭にかけてのこの時期は、たしかにでかい魚が動きはじめる印象があります」 真夏のバックウォーター、春のワンド、そして冬のシャロー。 相模湖でのロクマル事例を並べると、共通点が薄いようにも感じるが、いずれも「その時期ごとの一級の場所」だと宇佐見さんは言う。 「相模湖でロクマルを釣る方法を僕なりに提案するとしたら、まずはサイトフィッシングですね。バスのサイズを確認しながら、なおかつポジションや向きも把握したうえで狙える。『普通の釣り』の延長線上でロクマルの可能性が出てくるわけです。この雑誌が出るころから、相模湖上流の境川に毎週通えば、確実にロクマルを目撃できると思いますよ」