今夜「南くんが恋人!?」最終回!飯沼愛「南くん役が八木さんでよかったです」
飯沼愛主演、八木勇征(FANTASTICS)共演の7月期テレビ朝日系ドラマ「南くんが恋人!?」(毎週火曜よる9時~)が10日、最終回を迎える。「南くんはやっぱり消えてしまうのか?」と結末が注目を浴びる中、飯沼と八木が3か月の撮影を振り返った。 【画像】南くんが消えかけて…最終回場面写真 前話では、南くん(八木)が葛藤のすえ、ちよみ(飯沼)の家族(武田真治・加賀まりこ・木村佳乃・番家天嵩)、自身の父・晴幸(沢村一樹)の前に手のひらサイズの姿を見せるショッキング&感動の展開となったが、最終話では“その時”が迫る中、南くんの体に異変が。そして、楓(木村)から大切な言葉を受け取ったちよみ&南くんは思い出の場所へと向かう。
約3か月の撮影を駆け抜けた飯沼と八木。GP(ゴールデン・プライム)帯ドラマ初主演を見事務め上げた飯沼は、劇中で家族を演じる木村、武田、加賀、さらにはチャコ役の室井滋、そして八木も見守る中で「あっという間だったような、長かったような点…」と振り返りつつ、「クランクインする前は不安もたくさんあったのですが、優しくて温かい皆さんのおかげで、毎日安心してお芝居させていただけました。ありがとうございました」とキャスト、スタッフに感謝。
そして八木の方へ顔を向けると「南くん役が八木さんでよかったです」と少し声を震わせ、「たくさん、ありがとうございました!」と涙を浮かべながら笑顔を見せた。最後は花束を掲げ「また皆さんとご一緒できるように精進します!」と宣言し、多くを学んだ“ちよみ役”に別れを告げた。
一方の八木は、本作でおなじみとなったグリーンバックの前でクランクアップ。駆けつけた飯沼から花束を受け取ると「この作品では、スタッフの皆さんもたくさん苦労されたのではないかと思います」と共に作品を作り上げたスタッフを労い、「この作品と向き合いながら、15cmになってしまったお芝居がうまくできるか心配だったのですが、皆さんが支えてくれたからこそやっているうちに自信もついてきました。感謝の気持ちでいっぱいです」と力を込めた。
お互いを思い合う気持ちがますます強くなっていくちよみと南くん。南くんの父・晴幸は昔、世話になった大学の先生に南くんのことを話し、調べてもらおうと提案。南くんも「親として、何もせずにいることはできない」という父の思いを汲んで、その検査を受けるがその結果は果たして……。本作の岡田惠和が脚本を手掛けた高橋由美子&武田真治共演の1994年版は悲しいラストだったが令和版も同じ筋書きなのか、それとも皆の予想を裏切るようなサプライズが見られるのか。(石川友里恵)