どこで受けたら一番いいの? バイクの車検受けられる場所それぞれのメリット・デメリット
そして最後に紹介するのは、自分で車検をおこなうユーザー車検。ユーザー車検とは、自分でバイクの点検・整備をおこない、運輸支局に持ち込んで受ける車検のこと。ユーザー車検最大のメリットは、ディーラーや民間車検場よりも遥かに安い費用にあります。 また点検・整備などの事前準備から、書類の用意、車検の予約、車検場への持ち込み、検査までをセルフでやる事になるので、整備士への手数料がかかりません。そのため、ほかの場所で受ける車検よりも、半額以下のコストで済むことがあります。 一方、準備や手続きの手間がかかることや専門的な知識が求められる点は、デメリットと言えるでしょう。またユーザー車検の受け付けは平日のみなので、人によってはスケジュール的な問題もデメリットだと言えます。
バイク車検の費用や通し方、必要なものとは
車検にかかる費用費には、法定費用、基本検査料、整備費用が含まれます。 そして法定費用の内訳は自賠責保険、重量税、印紙税で、これらは固定の費用。整備費用はバイクの状態によって変動し、タイヤやブレーキパッドの交換、エンジンオイルの交換などが必要になる場合もあります。
なお、ディーラー、バイク用品店、バイクショップ、民間車検場の車検費用の目安は4万円から6万円で、ディーラー車検がもっとも費用がかかります。 ユーザー車検にかかる固定費用は1万5000円程度で、整備費用が加わったとしても2万円程度に収まるケースがほとんど。 業者への車検の依頼は、事前に連絡して見積もりをもらい、納得できれば予約をして車検場に持ち込み、検査をしてもらいます。 ユーザー車検の場合は事前の点検と整備を行ってから、ネットで予約して運輸支局へ持ち込み、検査をおこないます。車検の際には自賠責保険の証明書、車検証、身分証明書などの書類が必要になるので、あらかじめ準備しておくとよいでしょう。 ※ ※ ※ どの場所で車検を受けるかは、バイクの状態や予算、そして個人のニーズによって異なります。それぞれの特徴を理解したうえで、各場所のサービス内容や費用を比較し、最適な車検方法を選択しましょう。
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