将棋の藤井聡太七冠が、唯一失ったタイトルの奪還に向け、今年最初の公式戦に登場。好スタートを切りました。 　東京の新将棋会館で始まったのは、8大タイトル戦の一つ、叡王戦の挑戦者を決める本戦トーナメントです。 　去年「叡王」を失った、藤井七冠を含む16人で挑戦権を争います。 　1回戦の相手は、2月に始まる棋王戦の挑戦者、増田康宏八段です。 　藤井七冠の先手で対局が始まり、午後5時ごろ藤井七冠が勝利しました。 　「新年初めての対局で、久しぶりの公式戦の対局だったが、集中して指すことができたかなと思います」(藤井聡太七冠) 　藤井七冠は去年、同学年の伊藤匠叡王にタイトルを奪われました。 　本戦トーナメントで4連勝すれば、伊藤叡王への挑戦権を獲得します。