いじめが原因で不登校になった娘の「学校に行きたい」発言。母を絶望させた、登校日の娘の行動【漫画】
もし、自分の子どもが「いじめ」をしていたら? いじめ問題がニュースで取り上げられることが多くなってきた昨今。そんないじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描き、「自分も同じようないじめを経験した」「全親に読んでほしい」「子どもに読ませた」など、SNSで多くの反響を呼んだコミックエッセイ『娘がいじめをしていました』(しろやぎ 秋吾 著)から一部を公開します。 【前話を読む】「普通に学校行ってほしい」不登校中の娘を守りたい気持ちと、“普通”に戻ってほしい気持ち、両方に苛まれる母が選ぶ道は
前話までのあらすじ
子育てが「人ごと」な夫にはもう頼れない、と小春の不登校をなんとかするべく自ら動き始めた千春。 早速、職場の同僚からフリースクールの情報を集めてはみたものの、「子どもが普通じゃないって可哀想」という周りのマイナスな反応が気になり行動に移すことができない。 ただ「普通に学校に通ってほしい」と願うだけ。
そんななか、スーパーでいつも授業のプリントを家まで届けてくれる詩織ちゃんのママと偶然遭遇する。 「塾変えたの?」と不登校になっている小春のことを全く知らない素振りを見せる詩織ちゃんママに驚くものの、誰にも相談できない日々のストレスからか、思わず小春がいじめられた話をしてしまう。
詩織ちゃんママは「若い担任で頼りないって思ってた」「立派な犯罪だ」と怒る様子を見せるがーー?
清水さん あんなに怒ってくれるとは思わなかった ちょっとスッキリしたな…
帰るの遅くなっちゃった ただいまー ごめんすぐご飯作るね
お母さん
私やっぱり学校に行きたい
9月から頑張ってみる
そ…そっか! 小春がそうしたいなら行ってみよう!
でもね 急に教室に入るのは怖いから保健室でもいいかな もちろん!先生には連絡入れておくから 登校時間もずらしてもらおう
あとね みんなが帰ったあと教室見てみたい 教室入る練習…できたらお母さんも来てくれる? うん そうしよう
よし!じゃあ一緒に準備しよっか