2022年のIPO有力候補はニュースアプリ界の"金の卵"?
2021年は15年ぶりの高水準に沸いた、日本国内のIPO市場。2022年の“金の卵”候補とは?(写真:kai/PIXTA)
年末の風物詩、2021年の世相を表す漢字一文字は「金」だった。記録的な活況で多くの“金の卵”を生み出した日本の新規株式公開(IPO)市場も2021年は「金」の一文字で表すことができそうだ。 年間のIPO社数は126社と前年比3割以上も増え、15年ぶりの高水準。12月単月では33社と1991年11月以来、30年ぶりの多さとなった。調達総額も約7800億円と、前年比で2倍以上に膨らんだ。2022年も東証の市場再編など不透明な要素はあるが、大手証券の公開引き受け担当者によると、IPOの数は年間で120社前後と今年同様の高水準が続く見通し。 2022年は戦後の東証再開以降、年間騰落は1勝5敗と十二支の中で最も成績が悪い寅年相場。森よりも木を見て、成長の階段を駆け上がりそうな企業を探すことが長期的には得策かもしれない。本連載では4回にわたって、将来性に富んだIPOの有力候補を紹介する。
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