【漫画】今や登山にGPSは不可欠だけれど…「今どのあたりだろう」「だいぶ進んだかな」あなたは<GPS依存症>になっていませんか?
『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人(21年度)。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさん。今回のテーマは「GPS」です。 【最終コマ】GPSを使いすぎて大変なことに… * * * * * * * ◆欠かせない存在となったスマホの<GPS機能> 私の登山にて、今やスマホの<GPS機能>は欠かせない存在です。特にソロ登山の際にはGPSが大きな安心感を与えてくれます。 たとえば、長い長い登山道を一人で歩いていると、 「ずっと誰ともすれ違っていないけれど…この道で本当に合っているのよね?」 と不安に襲われることがしばしば。 登山地図や標識で間違いないことが確認できても、一度心の中に湧き出した不安な気持ちはなかなか消えません。 それで周囲をキョロキョロ見回したり、せかせかと歩き出したり。その結果、転倒するような事態を招くことも。
◆「やっぱりこの道で間違いない!」 そんな時に正確な現在地がわかるのは、大変に心強いもの。 スマホのGPSで今いる場所を確認しつつ、手持ちの紙の登山地図で照らし合わせていけば「やっぱりこの道で間違いない!」と確信をもって、目の前の道を進むことに専念できます。 また、お腹が減ったり疲れた時には「この先、距離がかなりあるようだから、ここで少し休憩しておこう」「あと少しみたいだから、もうひとがんばりしよう」などと、ペース配分を考える目安にもなります。
◆過度にチェックすることで起こる弊害 しかし便利な分、過度にGPSをチェックすることで起こる弊害もあるのかもしれません。 現在地がわかるようになると、歩いている間、つい何度もチェックしたくなってしまうんですよね。 たとえば長い林道なんかを黙々と歩いているときには、しばらく進んで「これはもう、だいぶ進んだはずだぞ」などと、GPSをチラリ。 その結果、まだチョットしか進んでいない事実を知ってへこむ。 それから少し歩いた後で「今度こそ」などと、気づけば頻繁に現在地チェックを行っていた…なんて経験も。
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