トランプ次期大統領と握手も?ウィリアム皇太子、ノートルダム大聖堂の式典で「すでに国王の風格」と絶賛
この記事は、madameFIGARO.frに掲載されたものの翻訳版です。 ノートルダム大聖堂の再開に合わせてパリを訪れた国王チャールズ3世の息子は、その笑顔、カリスマ性、そして優雅さで人々を魅了した。イギリス王位の継承者であるウィリアム皇太子は、自国を代表して他国の指導者たちと対峙し、すでに未来の王としての資質を十分に備えていることを示した。 【写真】火災から5年ぶりに再開するノートルダム大聖堂に集まったウィリアム皇太子らセレブたち ノートルダム大聖堂の前庭に、ひとりで現れたウィリアム皇太子。自信に満ちた様子でフランスのエマニュエル・マクロン大統領のもとへと歩み寄り、2019年の大火災から5年を経て再開するこの記念碑の式典という歴史的な日にイギリス代表を務めた。ウィンザー近郊のアデレード・コテージを出発し、ひとりでフランスの首都パリに向かったチャールズ3世の息子でイギリス王位の継承者であるウィリアム皇太子は、父の代役として重要な役割を果たした。その姿は自然な優雅さを帯びており、このような場に慣れている彼らしい堂々とした振る舞いであった。 数日間伸ばしたヒゲで顔を覆ったキャサリン皇太子妃の夫、ウィリアム皇太子は、世界中から集まった多くの政治家たちに囲まれ、象徴的な背景の中でフランスの大統領と温かく挨拶を交わした。カメラマンの前では、大統領夫妻と笑いながら会話を交わし、パリの雨の中で和やかな雰囲気を醸し出した。このような姿が、ダイアナ妃の息子としての好感度をさらに高めることとなった。
ドナルド・トランプの味方?
支持者の前であろうと、物議を醸す人物の前であろうと、ウィリアム皇太子は決して動じることがないようだ。大聖堂の大きな梁の下で、彼はアメリカのドナルド・トランプ次期大統領に手を差し伸べる姿が目撃された。トランプ次期大統領は、2年前に亡くなったエリザベス女王に対して敬意を抱いていることは知られているが、ウィリアム皇太子の弟でカリフォルニアに住むハリー王子をはじめ、他の王室メンバーに対してはあまり好意的ではない。 トランプ次期大統領は最近、薬物乱用の過去を理由に、ハリー王子を米国から追放するとまで発言していた。 ウィリアム皇太子とハリー王子の関係は何年も前から緊張関係にあるが、この複雑な状況を王位継承者であるウィリアム皇太子は見事に対処しているようだ。大聖堂の荘厳なオルガンの下で、ウィリアム皇太子とアメリカ次期大統領は、この日早くに会話を交わし、微笑みを交わした後、式典に参加するために席に着いた。