「旧深谷通信所」新施設の配置イメージ公表 横浜市が2030年代着工へ
横浜市泉区にある在日米軍施設「旧深谷通信所」の跡地をめぐり、スポーツ施設や多目的広場、市営墓園を整備する計画のイメージ図を市が公表しました。 「旧深谷通信所」は旧日本海軍の通信施設で、終戦直後に米軍へ接収されましたが2014年6月に返還されました。 敷地は直径およそ1キロの円形で、面積は77ヘクタールほど。外周のおよそ半分が戸塚区に接していて、現在は野球場や広場として使われています。 この跡地をめぐり、横浜市は2018年2月に跡地利用の基本計画を策定。 スポーツを楽しめる公園や市営墓園などを整備する方向性を示していました。 新たに公表されたイメージでは、硬式野球場、陸上トラック、テニスコート、スケートボードやバスケットボールが楽しめるエリアが整備されるほか、多目的広場やドッグランなどが設けられます。また、跡地の西側には市営墓園を置きおよそ3万体分の合葬式納骨施設を整備します。 整備をめぐり、市は2018年時点でおよそ400億円の事業費を見込んでいて、2030年代に着工する方向で進めています。
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