トライアンフから「新しいスポーツアドベンチャーバイク」登場! “798ccの新型3気筒エンジン”搭載で余裕の長距離ツーリングを楽しめます
スポーツ性能と長距離ツーリング性能を兼備
英国最大のバイクメーカー・トライアンフから、スポーツアドベンチャーの新モデル「タイガースポーツ800(Tiger Sport 800)」が登場しました。新開発の3気筒エンジンを搭載し、2025年2月に発売されます。 【画像】「えっ!…」これがトライアンフの新しいスポーツアドベンチャー「タイガースポーツ800」です(30枚以上)
「タイガースポーツ800」は、爽快なスポーツ性能と快適なツーリング性能を兼ね備えたアドベンチャーモデルです。 「タイガースポーツ660」と同様、オンロードでの長距離走行を重視した車体構成に仕上がっているのが特徴です。 排気量798ccの新開発3気筒エンジンは、最高出力115ps/1万750rpmを発生。さらに、乗り味に重要な全トルクの90%を中回転域で発生させることができ、その最大トルクは84Nm/8500rpmに達します。 「『タイガースポーツ800』の心臓部には、ライダーが求めるパワーと興奮をもたらす新しい3気筒エンジンが搭載されています。毎日の通勤で市街地を走るときも、週末にワインディングロードで楽しむ場合にも、そのパワーと興奮を体感することができます」(トライアンフ チーフ・プロダクト・オフィサー スティーブ・サージェント氏) ハンドリングは、ダイナミックで信頼感のあるシャシー、調整可能なショーワ製サスペンション、ラジアルマウントブレーキキャリパー、そして重量わずか214kgというスペックにより、非常に俊敏でレスポンスに優れています。 また、エアロダイナミクスに優れたまるで彫刻のようなボディワークと標準装備のウィンドディフレクターにより、優れた防風性を確保。ゆったりと快適なシートや一体型のパッセンジャー用グラブハンドルも装備し、長距離走行で優れた快適性を提供します。 ●快適な長距離走行をサポートする機能が満載 新しい「タイガースポーツ800」は、ショーワ製のフルアジャスタブル サスペンションコンポーネントを前後に搭載。伸び側減衰力と縮み側減衰力の調整機能を備えた41mm倒立式セパレートファンクションカートリッジフォークも装備されます。 フロントブレーキには、ラジアルマウントのブレーキキャリパーと310mm径のダブルディスクを採用。リアブレーキには、シングルピストンのスライディングキャリパーとディスクを備えており、優れた制動力を実現します。 さらに軽量の鋳造アルミホイールには、ミシュランの「ロード5スポーツツーリング」タイヤを組み合わせており、あらゆる走行条件において優れたグリップ力を発揮し、ライダーに安心感をもたらします。 また、新しい「タイガースポーツ800」には、「スポーツ」、「ロード」、「レイン」と3つのモードから選べるライディングモードを搭載。最適化されたコーナリングABSとトラクションコントロールも相まって、あらゆる路面でライダーをサポートします。 そのほか、長距離ツーリングで活躍するクルーズコントロールやクイックシフターを装備しているのも見逃せません。 加えて、LCD多機能メーターは、TFTカラーディスプレイ搭載型。スマートフォンとBluetooth接続することで、ターンバイターンナビゲーションや通話、音楽などをすべて制御可能です。 カラーは、グラファイト/サファイアブラックのほか、プレミアムオプションのコスミックイエロー/サファイアブラック、カスピアンブルー/サファイアブラック、サファイアブラックの全4色をラインナップしています。 ●製品仕様 ・価格(消費税込):139万5000円(グラファイト/サファイアブラック)、140万8000円(コスミックイエロー/サファイアブラック、カスピアンブルー/サファイアブラック、サファイアブラック) ・サイズ:全長2073×全幅828×全高1386mm(ミラー含まず、スクリーン位置:高) ・ホイールベース:1422mm ・シート高:835mm ・重量:214kg ・エンジン:水冷並列3気筒DOHC12バルブ ・総排気量:798cc ・最高出力:115ps(85kW)/1万750rpm ・最大トルク:84Nm/8500rpm ・燃料タンク容量:18リットル
津田昌宏