写真：デジカメ Watch

DJI JAPAN株式会社は、小型軽量のワイヤレスマイク「DJI Mic Mini」を11月26日（火）に発売した。 【画像】インフィニティブラック 重量わずか10gの送信機を採用し、従来機種「DJI Mic 2」の半分以下まで軽量化。高品質な音声収録機能を維持しながら、価格を安価に抑え、動画投稿などを行うコンテンツクリエイター向けの入門機として投入する。 送信機2台とレシーバー1台を同梱した標準モデルに加え、送信機1台の簡易セットも用意。価格はそれぞれ2万4,200円（標準）、1万3,200円（簡易）。送信機は「インフィニティブラック」と「アークティックホワイト」の2色を用意し、単体でも7,700円で購入できる。 送信機の軽量化により、薄手のTシャツにも装着可能。2段階のノイズキャンセリング機能を搭載し、屋内外を問わずクリアな音声収録を実現したという。音声は最大400mまで伝送可能で、街中などの電波干渉にも強いとしている。 無指向性マイクを採用し、全方向からの音声を均一に収録。レシーバーは2台の送信機と同時にペアリングでき、インタビューやトークセッションなど、複数の音源からの収録に対応する。 録音方式はモノラルとステレオの両方に対応。2台の送信機からの音声を別々に、あるいは1つのトラックにまとめて収録するといったことが可能としている。専用アプリ「DJI Mimo」には、メインの音声より6dB低い音量で予備録音を行う「セーフティトラック機能」を搭載。突発的な大音量による音割れを防ぎ、ライブ配信やイベント収録での安定性を高めているという。 接続方式は3.5mmケーブルやUSB Type-C端子に対応し、カメラやパソコン、タブレットなど幅広い機器で利用できる。カメラに接続した場合は電源のオン・オフが連動。スマートフォンに接続すると、レシーバーの充電もできる。 アクションカメラの「Osmo Action 5 Pro」や「Osmo Action 4」、小型カメラ「Osmo Pocket 3」は、送信機と直接接続できる。また、スマートフォンともBluetooth経由で接続可能で、レシーバーを介さない収録に対応する。 充電ケースを含めた連続使用時間は最大48時間。5分間の急速充電で1時間の使用が可能とのこと。同社のアクションカメラやドローンとの連携機能も備える。