香取慎吾「あぁ、連ドラをやってるな」と実感 志尊淳と「日本一の最低男」クランクイン
脚本は政池洋佑、蛭田直美、おかざきさとこ、三浦駿斗が担当。演出は「アノニマス ~警視庁“指殺人”対策室~」「ザ・クイズショウ」などの及川拓郎が務める。香取、志尊のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
香取慎吾
ーークランクインを終えて 非常に活気あふれる現場で、これから3か月、このような現場で仕事ができるんだと思うと、とっても幸せです。何か、“あぁ、連ドラをやってるな”っていう実感がすごくあるんですよ。それこそ、今もこうして、急にコメントを求められたりして、“そうそう、この感じ、この感じ”みたいな(笑)。こういう慌ただしい感じは、ちょっと懐かしくもありますね。 あと、現場に入ったときに驚いたのが、“大森家”のセット。素晴らしく作り込まれたこの一軒家のセットで、今から“ニセモノホームドラマ”が繰り広げられていくんだなって、最初のシーンを撮っているときからもう、ワクワクが止まらなかったです。喜怒哀楽、いろんな感情が詰まったドラマになると思うので、本当に楽しみですね。
ーー“最低男”を演じる難しさは感じていますか?
正直“こんなに最低でいいの?”っていうくらい、最低男になりきれているんじゃないかと思います(笑)! 例えば、子どもたちに対しても、ものすごく冷めた態度を取るんですね。いつもは、“子どもと一緒にお芝居をする香取慎吾”といえば、笑顔で優しいイメージかもしれませんけど、今回は、今まであまり見せたことのない表情を見せられるんじゃないかなと。…まぁ正確に言うと、子どもの前では笑顔でいるけど、誰も見てないところで、とんでもなく最低なことを考えて、最低な顔をしているっていう、一平という人間は、そういうヤツなんですけど(笑)。とにかく、演じていてすごく楽しいです。
ーー志尊淳さんとの初共演はいかがでしたか?
どうやら初対面らしいんですよ。最初の顔合わせで、“はじめまして”とごあいさつしていただいて。僕もこれまで、かなりたくさんの方々と共演してきたので、どこかでご一緒したことがあるかもと思って、“本当に、はじめまして?”って確認したら、“はい、はじめましてです!”って…。だから、僕も敬語を使った方がいいのかな、みたいなところも含めて(笑)、これからしっかりと関係性を築いていきたいと思います。 でもね、そんなことよりも、志尊淳という俳優さんは、とにかくかっこいい(笑)! 僕は一視聴者として、いろんな作品を通じて彼のことを見てきましたけど、画面越しに見るより、実物の方が全然かっこいいです!